バトル・オブ・ブリテンでスピットファイア

Mk.V(タイプ331/349/352)1940年後半、Mk.IIは、ドイツ空軍の新たな戦闘機と遭遇し始めた。バトル・オブ・ブリテンでスピットファイアやハリケーンが撃退したメッサーシュミット社のBf109の、これをより洗練させたFシリーズは多くの点でMk.IIよりも優位にあった。
速度や上昇率で勝っていただけでなく、高度5、500m以上でスピットファイアよりも高い機動性を示したのだ-Bf109に戦闘中の運動性能で劣ることは、それまでの対戦ではありえなかった
。同タイプの戦闘機に敗れたことは、スピットファイアの存在意義すら危うくするものだった
。この時点では、Bf109Fと戦えるMk.IVは準備が整っていなかった。グリフォンエンジンの生産に重大な問題が発生し、解決のめどが立たなかったからである。早急に性能ギャップを埋めなくてはならなかった。その対抗策はMk.Vであった。このタイプは、エンジンを新しいマーリン45シリーズに換え、高速度域での補助翼の効きを良くするため、羽布張りから金属製に改めただけで、他はMk.IIと変わらなかった。
update:2009年09月12日